花火と言えば、夏の夜「ドカン」と上がる打上花火や玩具花火は良く知られています。実は花火にはもっと色々な種類があるのです。法律上の分類は「煙火」と「玩具」になりますが、特に煙火の種類は多種多様にわたります。花火大会を企画運営するには重要な要素であると思いますし、ここで整理してみたいと思います。




玩具花火の種類も当然、たくさんあります。またかなり奥の深い内容がありますので、ここでは簡単に分類だけを書いてみましょう。大きく別けると玩具花火は「板物」と「セット物」に別けられます。

板物とは、小さい子供さん向けの手持ち花火が何十本かが入ってセットになっているものです。セットする袋が板状なのでこう呼ばれます。セット物は、割と大きなビニールの袋に噴水や打上げ花火など、色々な種類が混ざってセットされたものです。価格は「板物」が200円から1000円位で、「セット物」で1000円から10,000円位です。それぞれのセットの中に下記の種類の玩具花火が入っています。もちろん、下記の花火単品でも購入する事ができます。

●手持ち花火・・・極一般的な手で持って使用する花火で、竹ひごや針金の周りに火薬をまぶしたもの。ススキ、スパークルなどの種類があります。
●線香花火・・・・手持ち花火ですが、和紙に火薬をくるんでより上げたもの。日本古来の情緒ある花火です。
●噴水・・・・・・吹出し、ドラゴンなどとも呼ばれています。
●打上げ・・・・・点火すると火薬の固まりや、火薬の入った筒などが上空高く打上げられる花火。
●連発(乱玉)・・一度点火すると5発から20発くらいの火薬の固まりを連続して発射する。

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以下は全て煙火と呼ばれるもので、玩具花火の様に一般の人が売買する事はできません。花火業者に頼んで消費する事になります。

ご存知の打上煙火と呼ばれる「花火玉」です。大きさの種類は一般的に2.5号玉から3、4、5、6、7、8、10、15、20、30、40号などがあります。ただ10号以上はどこの花火業者でもできるというものではありません。花火の大きさの種類は、 *花火の大きさ をご覧下さい。また、花火玉の現象の種類は非常に多いために、別のページで説明しますが、「菊先」「牡丹」「銀波先」「錦先」などが代表的で、それぞれに各色があります。

たとえば「菊先紅、菊先青・・・・」「紅牡丹、青牡丹・・・・」「銀波先紅、銀波先青・・・・」「錦先紅、錦先青・・・・」などとなります。色は基本的なもので紅、青、黄、紫、緑があります。また、菊先紅青などという菊の後、紅から青に変化するものなどもあり、花火の現象の種類は膨大になる訳です。ポカ物と呼ばれる物にも、たくさん有り「3段雷」「5段雷」「分砲」「蜂」「号砲」・・・・などキリがありません。 花火玉の中身を知りたい時は
*花火の構造 を、また花火玉の作り方を知りたい人は *花火はどーやって作るの? をご覧ください。

打上花火の種類は本当にたくさんありますので、 打上花火の種類 をご覧下さい。





ステージ用煙火などとも呼ばれ、コンサートや舞台などのステージの上で使用される事の多い花火です。観客までの距離が長く確保できない 場合などに、噴水タイプの物や星を打ち出すものなどがあります。

火薬量は少なく大きな現象は出ませんが、りっぱな煙火です。演出に使用する為、電気点火するタイプのものが多く、20本を一斉点火したりして使用します。煙を出す物や回転する物、閃光を発する物、炎を出す物等があります。





名前の通り中国で製作されている物で、親指くらいの太さの紙のパイプを発射筒にして、中に火薬を詰めて50本とか100本とか束に してダンボール等の箱に入れた物です。一度点火すると30秒位は連続して発射され、賑やかで楽しい花火です。

その種類も大変賑やかで、乱玉タイプ、太鼓型タイプ、ダンボールタイプ、木箱タイプなどがあり、それぞれに何十種類もの製品があります。名前がいいんです。「天女散花」「轟天雷」「百花争艶」「蜜蜂彩花」「玉蘭」「銀龍開天空」などで中国らしさを感じさせます。

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ナイアガラのランスとか、文字や絵を仕掛で作る時に使用するランスです。前者を「滝ランス」、後者を「仕掛ランス」と呼んでいますが、 「滝ランス」は別名「銀滝」といい、ご存知ナイアガラや富士を演出します。銀滝というだけあり、金色や他の色の滝は今の所良い物はで きていません。おおよそ30秒から60秒位の時間を燃焼します。 「仕掛けランス」は花火大会のスポンサーの名前を書いたり、絵を書いたりする時に用いるものです。色は紅、青、緑、黄、紫、白、変色 などがあります。燃焼時間は約30秒くらいでしょう。




玩具花火の中に「ドラゴン花火」とか「噴水花火」がありますが、その煙火版です。煙火噴水で一般的な「銀噴水」はその火薬の中にいれる 材料の荒さの違いで色んな噴水を吹き上げます。高さは7mから10m位は立ち上がります。金色のもので一般的なものは「手筒」が有名 です。これは花火大会ではあんまりお目にかかれません。愛知や長野などの手筒保存会が昔の技術を引き継いでいます。


これは大分類に過ぎませんので、今後小分類も掲載出来るようにします。


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